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ゴビーズ図書館

人柄を知る時の有効な方法の一つとして、その人が好きな本を知るということがあると思います。ゴビーズでは、皆さんにゴビーズのことをよりよく知ってもらうために、スタッフメンバーが好きな本を紹介していくコーナー「ゴビーズ図書館」を開館しました。ゴビーズスタッフが日々どんな本を読み、何を感じているか覗いてみてください。

 

誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

知り合いから紹介されて読んだ本です。これから社会人になる人や、社会人になりたての人にお勧めです。

「うまく気を遣えるかどうか」というのはビジネス上でかなり重要なポイントとなる気がします。もしボクが新人にビジネス手法を教える機会があったら、この内容を必ず盛り込むと思います。「気がきく」人間の周りには人が集まり、人が集まる人間は必ずビジネスで良い結果を出せると思っています。

この本の内容としては、少し細かすぎたりする部分も目立ちますが、一般的に外れていることはないので、参考にして良いと思います。もちろん全部そのまま受け入れる必要はありません。むしろ自分の経験則のほうが正しいということも十分にありますので、自分の判断基準に従って採用するかどうか決めてみましょう。

このようなノウハウ本に書いてある内容は、まず、とにかく知識として知っておくことが大切です。本来ならその内容を実践してナンボというのはあるのでしょうが、まず情報として知っていないと実行もできません。

そのため、全部を覚えようとするのではなく、とりあえずザッと目を通して項目だけでも頭に入れておくのが良いでしょう。それで、必要になったときに改めて必要ページを読むという形が良いでしょうね。

ボクは12~3年前くらい社会人なりたての頃、このようなノウハウ本をかなりの数読みました。何せ経験もなく、知識も乏しかったので、とにかく本などの書物から知識を得ようと必死でした。本を読むのが好きだったということと、通勤時間が1時間半くらいあったということもあります。

そんな時期が5年くらい続いたわけなんですが、その後は主に書物などから得た知識を「使う」方に重点を置き、できるところから実践してきました。それがここ6~7年くらいの期間です。知識を「使う」ことができたのも、その前に蓄積しておいたからだと思っています。

この期間はほとんどが中国での経験の期間で、日本語の本が手に入りにくいということと、長い通勤時間がなくなったということもあり、なかなか本を読む時間をとれていません。それでも時々本を読むのですが、読む本の種類は社会人初期の頃とちょっと変わってきました。ノウハウ本はあまり読まなくなってきています。

でも、時々こうやって自分の確認も含めてノウハウ本を読んでみるのもいいものですね。すでに知っている内容がほとんどのため読む時間も短くて済むし、意外と抜けている新しい発見なども見つかります。これからも時々時間をとって基礎固めに励みたいと思います。

世界の偉人たちから届いた10の言葉ー日本への「ありがとう」

以前テレビで紹介されていて、すごく良い評価だったので、先日国慶節の時買って読んでみました。

タイトルの通り、世界の誰もが知っているような偉人たちの日本との繋がりを紹介し、彼らが残した日本への「ありがとう」のエピソードを紹介しています。意外な人が日本と関係を持っているんですね。

この本で紹介されている10人の偉人とは以下の方々です。

  1. アインシュタイン
  2. ヘンレ・ケラー
  3. チャップリン
  4. エジソン
  5. ジョン・レノン
  6. ゴッホ
  7. ザビエル
  8. ガリレオ
  9. 杉原千畝
  10. エルトゥールル号事件

最後の10は具体的な偉人ではなく、ある事件がタイトルとなっていますが、エピソードの中には偉人が登場します。

海外に出てみてよく分かることですが、日本には良いものがたくさんあります。中にいるに人には分からないものも、外から見るとよく分かるということがありますよね。

この本の10人に代表されるように、世界中のいろんな人が日本と関わりを持ち、感謝してくれています。そんな日本に対してボクはすごく誇りに思うし、日本人であることに対して誇りを持っています。

今後もたくさんの外国人に感謝してもらえるように、ボク自身意識していきたいと思っています。特にボクたち海外で生活している人たちは、意識しなくても日本の代表として見られる場合が多いので、日本人の名に恥じないような言動を心がける必要があると思います。

大きなことはできないかもしれませんが、周りの中国人の人たちに感謝される人間を目指したいです。

「分かりやすい文章」の技術

ある人に紹介されて最近読んでみた本です。ボクは文章を書くのが好きだということもあるため、時々このような文章スキルアップ系の本を読んでみています。

この本もいろいろな気づきを得られた本でした。その一つは文章の種類を以下のように分類してくれたことです。

1 芸術文 : 小説、エッセイなど

2 実務文 : 意見・情報・研究成果などを伝達・発表する文

(目的を達成する文章)

2-1 同意を求める文章

2-2 同意を求めない文章

前半で上記のように文章の種類を整理し、「分かりやすい」とはどういうことかを定義してくれています。

そして、後半で、この本のメインとなる「実務文をわかりやすく書くテクニック」を教えてくれています。そのテクニックは全部で18個。

ザッと読んでおくだけでも、実務文を書くときの基礎を知ることができ、ためになると思います。このようなテクニック本というのは、「気をつけるべきポイントを知ることができる」という点が大きな魅力ですね。

ブルーバックスということで、全体的にわかりやすく書かれています。

日々書くことが増えている現在のビジネス上で、文章スキルは大きな武器だと思います。本書でも「『書く技術』を持っていることは、優秀な部下を何人も持っているのと同じ効果がある」と言っています。

本来はこういうことを誰かがどこかで教えてくれるといいんだろうね。日本の教育は、基本的に実務から少し離れた内容となっているから、文章を書く力というのも自分で身に付けなければならないのが現実なんだよね。

というわけで、自分で努力しなければスキルは上がらないという現実を受け止めて、こういう本を読んで勉強していきましょう。

上手な文章を書けるとかっこいいし!

中国進出 最強のプロフェッショナル50人 チャイナビジネスはこの人達に聞け!

たまたまWeb上で見かけてアマゾンで購入して読んでみました。ビジネスで中国に進出しようかなと考えている人にとって、これはなかなか良い本です。

内容は、タイトルのとおり各業界の専門家50人にインタビューした内容です。うれしいことにボクが実際に会ったことがある人も何人かいます。また著者も何人かいるのですが、こちらにもボクの知人が入っています。

さて、ここで登場する方々にはある共通点があります。それは、皆さん自分で会社を立ち上げてきたということです。

そのため、彼らの経験談やアドバイスは非常に現実的なものです。実際、現在進行形で中国ビジネスに関わっているボクとしても、「もし自分が質問されても同じように答えるだろうな」という内容がいくつかありました。

これは、決して「ボクが彼らプロフェッショナルと同じだ」ということを言いたいわけではありません。経験した人なら必ずこう言うだろう、という、実際の経験者しかわからないある種の共通の認識のようなものです。

そのような意味で、本書を通して彼らの経験談を見ることは、中国ビジネスを始める人にとって非常に参考になると思います。

ただし、方法論は人それぞれ異なりますので、同じテーマに対して、人によって異なる方法を説いている場合もあります。その場合は、どちらの人のケースが自分にとって近いかを考えて、どちらの方法を選択するかを決めれば良いと思います。

本当はこのような人たちに実際に会って、話を聞いてみるのが一番良いことだと思います。ボクも中国に来たばかりの頃は、とにかくいろいろな人に会いに行きました。

たくさんの先輩の話を聞き知識を増やし、その知識を基に実行してみて経験を増やしてきました。少し時間はかかりましたが、そのような行為があったからこそ、今、少しは自信を持って仕事をできているのだと思っています。

この本を読むことによって、多くの先輩から知識を得るという面を効率よく行うことができると思います。お勧めしたい一冊です。

「夢」が「現実」に変わる言葉

これまで何度も紹介している大好きな福島正伸さんの本です。最近たまたま久しぶりに読み返してみました。初めて読んだときとはまた違った発見があり、改めて「いい本だなぁ」と一人で思ったので、紹介いたします。

福島さんはある経営者を励ますために、10年間毎日、元気が出る言葉をはがきに書いて送り続けています。今回の本は、その言葉の中から特に心に深く響く87の言葉を厳選し、書かれています。

本書で取り上げられている言葉の中で、ボクがいいなぁと思った言葉を紹介してみます。

・いかなる才能も努力には勝てない
・できるかできないかではなく、やるかやらないか
・うまくやるより、全力でやる
・競争は、他人とするものではなく、「昨日の自分」とするもの
・問題が大きいほど、その先に大きな感動が待っている
・どん底からドラマがはじまる
・万策尽きたとき、「あきらめない」という名案がある
・決意は伝えなくとも伝わる
・批判は感謝に勝てない
・どんなときでも、手法は百万通りある
・決意とは、いかなる困難をも受け入れること
・どれだけワクワクすることを考えても、お金はかからない
・最高の商品は、社員の働く姿
・「いままで」より「いまから」
・大人がワクワクすると、子供もワクワクする

一言一言は非常に短く、単純です。しかし、その言葉には、読んだ人が感動し、元気が出て、やる気がわいてくる力が備わっています。

最近少しうまくいっていない人はもちろん、うまくいっている人も読んで損はしない本です。文字も大きく、余白も多いので非常に見やすく時間もかからず簡単に読めます。

と、いうか、本を読むのにかけた時間以上の価値を得ることができるのは間違いありません。一人でも多くの人に手にとって読んでみてもらいたいと思います。ボクは自分の本以外にもう1冊購入し、社員用に会社に置いてあります。

海外に住んでいるから本を購入するのが難しいな、という方は、以下のメルマガを購読してみてください。「夢を実現する今日の一言」というタイトルで平日毎日メールが送られてきます。
http://archive.mag2.com/0000233971/index.html

また、Twitterをやっている方であれば、福島正伸さん語録のBOTもお勧めです。毎日連続で見ていると本当にジャブのように足に効いてきます。毎日が楽しくてしょうがなくなります!


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風の歌を聴け

最近久しぶりに読み返してみた村上春樹さんの2冊です。言わずと知れた村上さんの第一作と第二作です。「風の歌を聴け」が第一作。

2冊は登場人物が同じで関係していると考えられるため、一緒に紹介してみました。読むときも一緒に読むことをお勧めします。順番も間違えないようにしましょう。

ボクがこれらの本を初めて読んだのは10数年前で、その後も何回か読んでいるんだけど、今回も出張に行くときにたまたま家の本棚で見つけて、サクッと読んでみました。

最近の村上さんの作品とはやっぱりちょっと違いますね。若い時に書いただけあって、その若さが文面に表れている気がします。村上さん本人も別な本で書いているように、書きたい強い思いがあって、その思いを必死に文章にしたためた、って感じがします。

これら2作は村上さんがプロの作家として活動する前の作品です。当時は奥さんとジャズ喫茶を経営していて、お店経営しながら、仕事後にこれらを書いたと言われています。

きっとそんなことも関係しているのでしょうが、最近の作品と比べると、少し荒削りな感じがして、それがまた若々しさを出していて、「あの村上春樹さんもこんな時があったんだ」ということを少し感じられる貴重な作品のような気がします。

ボクがこれらを初めて読んだ時、ちょうどこの作品の主人公の年齢と近い大学生とかだったため、なんかすごく共感できるものを感じたのを覚えています。そして、この本を読んだ最近は、そんな自分の大学生時代を思い出しながら、自分も年とっているんだなぁ、なんて考えながら読みました。

1つの本を基準にして自分の定点観測ができる。こんなふうに何年にもわたって読める本って、ステキだと思います。


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成金

前回紹介した「拝金」に続くホリエモンこと堀江貴文さんの作品です。堀江さんの小説第2作目。「拝金」を読んだ時もそのストーリー構成や文章力に惹き込まれましたが、今回の作品も小説として非常に完成度は高いと思います。

先日上告を棄却され収監されたこともあり、世間一般では堀江さんに対する印象はあまり良くないとは思いますが、少なくとも2冊の小説を書いた作家としては非常に優秀だと言えると思います。

今回の作品は前回の「拝金」と続いているストーリー仕立てで、時間的には拝金の数年前の話になります。「成金」の最後と「拝金」の最初が繋がる形です。

西暦2000年くらいのITバブル時代の東京が舞台で、実際に発生した事件などと絡まりながら話が進んでいきます。当時IT企業の動向などを覚えている人たちであれば、自分の記憶と重ね合わせながらページを繰っていけることと思います。

「拝金」の時は一人の主人公に焦点を絞り、彼から見た世界、彼の心情を中心に物語が進んで行きましたが、今回は一つのイベントに焦点を当て、主要登場人物数人の目から見たイベントの進行と、その時々の登場人物の心情を表現しています。

各登場人物に焦点を当てる量のバランス、イベントの進行スピードは絶妙で、全体としてのバランスが非常に整っていると感じました。細かい情景の描写などもわざとらしさがなく、ごく自然でとても読みやすかったです。

ボクが読んだときはまだ電子版が出ていなく、ボクは本を買って読みましたが、今は電子版も出ているようです。iTunesのアプリのページを書いておきますので参考にしてください。
http://itunes.apple.com/us/app/id438184968


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小飼弾の 「仕組み」進化論

今回はライブドア繋がりです。作者の小飼弾さんはライブドアの前身であるオン・ザ・エッヂの元取締役最高技術責任者(CTO)だった方です。

ライブドアと言えば創設者の堀江貴文さんが多才な方でいわゆる天才だと思いますが、この小飼弾さんも天才的な人だと思います。天才は天才と繋がるんですねぇ。

小飼さんは小学生の時から本を読むのが好きだったらしく、当時は図書館からダンボールで本を借りて読んでいたそうです。現在の蔵書は2万冊とも3万冊とも言われ、その本棚がある部屋は映画の撮影でも使われるほどです。以下参考。
http://suumo.jp/edit/kiji/dankokai_hondana/index.html

彼は本を読むのも恐ろしく速く、上記のホームページにも書いてありますが、1時間で10冊くらい読めるそうです。すげぇ。

現在は書評中心のブログを書いていて、そこで取り上げられた本は売り上げが大変伸びると言われるほどの有名なブロガーです。以下は彼のブログ。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/

そんな彼が書いた本『「仕組み」進化論』は、仕組みについて考えてみて、どのように仕組みを作っていけばよいか、を提言してくれています。

最も重要だと思われる提言は「新20%ルール」と呼ばれるもの。生きていくために必要な仕事は生活時間の20%に抑え、残りの80%は新しい仕組み作りに費やすべき、という考え方です。

世の中どのように変わっていくか予測ができないわけで、そんなときに大切なのは常に新しい仕組みを考え続けることだ、と小飼さんは言います。

でも新しい仕組みを考えることは簡単ではなく、お金になるまでも時間がかかることから、食べていく分はしっかり他の作業で稼ぎましょう、という現実的な意見です。

まずは全体の時間の20%の時間で食べていく仕組みを作ることが大切なのですが、そのための方法や、新しい仕組みを考える方法などが後半に書かれています。

この「新20%ルール」の考え方はボク個人的には大賛成なのですが、やはり20%の時間で食べていく仕組みを作るのはなかなか難しそうです。まずはこの仕組みを作ることを目標に頑張っていきたいと思います。

このルールは個人だけではなく、企業にも適用できると思いますので、将来的には企業経営も新20%ルールに沿ってできるように努力していきたいです。



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はじめて部下を持つあなたが理想の上司と呼ばれる瞬間

これまでも何冊か紹介してきた大好きな福島正伸さんの本です。福島さんらしい考えで理想の上司像を描き、そうなるための方法を述べてくれています。前半は小説になっていて、初めて部下を持った主人公が悩みながら少しずつ部下との関係を築いていく姿が描かれています。後半はその小説で伝えたかったことをまとめ、理想の上司とはどんなものか、どうすればなれるか、を説明しています。

理想の上司になるための方法については、福島さんの他の本や、ボクが書いたこれまでの福島さんの本の紹介文を読んでいただけると、ほとんど答えが分かってしまうくらい簡単です。また、当社のサービスの一つ「仕事わくわくシステム」の紹介ページをご覧になっていただいても、どんなことをすれば良いのかが分かると思います。と、いうわけで、肝心な答えは本書に譲ることにし、ここでの説明は割愛します。気になる方はぜひ本を読んでみてくださいね。

ちなみに「仕事わくわくシステム」は本書に書いてあるような内容と同じ考えを元に、当社で開発したサービスです。当社のサービスを理解していただくときも、本書はとても参考になります。「仕事わくわくサービス」の説明ページにも書いた「スタッフがしっかり報告してくれない」ということについても、本書にその理由が書かれています。

ボクが思うに、上司としての姿勢には大きく2種類あると思います。本書で紹介されているように部下を仲間とみなし、一生のパートナーのように考え、仕事を通して自分も部下も成長していこうという姿勢が一つ。

もう一つは、その真逆で、部下は会社の仕事を実現するための道具であり、社員として会社から給料をもらっている以上、部下は上司の言うことを聞くべきだ、という姿勢。まぁ、ある種軍隊的な姿勢となりますね。

福島さんは一貫して前者であるべきだと説いているわけです。確かに彼の本を読むと「こんな人ばっかりだったら会社はすんげぇ楽しいだろうな」と思えてきます。ただ世の中には当然その考え自体知らない人や、または知っていてもそれは理想論でしかなく、現実論としては後者であるべき、という考えを持つ人は少なくありません。

実際ボクが以前勤めていた会社の上司だった人は、ここでいう完全な後者のタイプの人でした。ボクは当時から前者の考えの人間だったため彼と意見が合わなかったのは言うまでもありません。その結果どうだったか。2年弱彼と一緒に仕事をしましたが、その中でボクが得た哲学の一つが、「こんな上司にだけは絶対ならないようにしよう」というものでした。

少なくともボクには道具的な役割としてしか扱われなかったことに強い反感があったし、会社がいくら儲けていて自分がしっかり給料をもらえるとしても、そんな雰囲気の組織を好きになることはできませんでした。こんな自分の実体験からも、ボクは福島さん支持者です。

中国に来て部下との付き合いに悩んでいる日本人の方は多いと思います。その原因を文化の違いや言葉の違いとして片付けてしまいがちですが、本当にそれだけでしょうか。ボクは、人間である以上、ある程度の部分は共通だと思っていて、上司部下の関係については日本であろうと中国であろうと共通する部分があるように思えます。

日本であまり上司経験がないにもかかわらず、中国では日本人というだけで部下を任される場合がよくあります。こういう人にこそ読んでみてもらいたい一冊です。

ゴビーズスタッフは全員で理想の上司を目指していきます。



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春夏秋冬理論

どんなものにもライフサイクルはある、という考えに基づいて書かれている本です。ライフサイクルというと経営学の教科書では一般的に商品のライフサイクルとして出てくる言葉です。導入期があり、成長期があり、成熟期があって衰退期があるという曲線ですね。

そんなライフサイクルを人生にも当てはめることができる、というのがこの本の趣旨です。人生は12年で1サイクルと考えることができ、3年を1つとし、1サイクルを4つにわけることができるとしています。そして、この4つの区分を季節に例えて、春夏秋冬理論としています。

それぞれの季節区分には実際の季節に似た感じで特性があると言います。キーワードになりますが、少し抜粋してみます。

冬: すべての始まり、発想・アイディアとの出会い、試行錯誤、方向性が見えてくる
春: やっと芽が出る、出会いが広がる、仕掛ける
夏: エネルギッシュ、吹き上げられる、アヴァンチュール、自我肥大、無茶は禁物
秋: 収穫、勉強、悲劇、依頼された仕事をこなす

冬から始まっているところがおもしろいところです。その理由や各季節の詳細については本を読んでみてください。

著者はマーケティングコンサルタントの神田昌典さんとアストロロジャーの來夢さん。神田さんのビジネス知識と來夢さんの占星術の知識が合わさった作品となっています。

この本の中でも書かれていますが、この本を全面的に頼りにするのではなく、あくまでこんな考えもあるんだということを頭に入れておけばいいんじゃないかと思います。

占星術的に人生にサイクルがあるということは様々な人が言っていますし、また人生やビジネスで大きな決断をしなければならないとき、占いを参考にする人も多いと聞きます。そのような意味で、「春夏秋冬理論という考え方もある」ということを知っておくことは無駄にならないと思います。

紹介する本は2冊ですが、「今日から運が開く」の方には春夏秋冬理論の概要が書かれていて、もう1冊の「ツキの波に乗る」の方ではより具体的な活用方法が書かれています。人それぞれ生年月日によってスタートの季節が異なり、生まれたときの季節からその人の四季が進んでいくことになります。

自分がどの季節に生まれ、今どの季節にいるのかを知る方法としては「ツキの波に乗る」の後ろについている年表を使うとわかりますが、來夢さんの以下のサイトでも簡単に調べることができます。生年月日を入力してぜひ自分の季節を調べて、参考にしてみてください。
http://www.seasons-net.jp/hantei/

ちなみに中国で仕事をしていると、かなりの割合で風水を意識している人に出会います。会社の場所、向き、部屋の作り、家具の置き方、番号、などこだわる人に結構出会ってきました。風水も様々な経験則から生まれた考え方という点では、今回の春夏秋冬理論と近いものがあるかもしれません。

あまりこだわりすぎるのも良くないのでしょうが、知っておいて得する情報は知っておいた方がいいですよね。ボクは今のところ風水についてはあまり知識がないので、今後少し勉強していってみようかと思います。

最後にこの本に出てきたおもしろい言葉を紹介して終わりにします。
「億万長者は、占星術を信じない。しかし…大富豪は、活用する」



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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

ナポレオン・ヒルも読んだ、カーネギーもやった、7つの習慣も試してみた。
本書はそれでもダメだった人の最後の指南書かもしれません。

私も自己啓発書にハマっていた時期がありました。
読んで実践して自分を変えたら成功できるんじゃないかって。
でも、うすうす感じていたのは、人はそう簡単には変われないということ。
そして無理して変わることができたとしても、それって本当に幸せなの?ということです。
テレビを見ていても、周りを見ていても、「成功してるけどこの人あまり幸せじゃなさそう」って人がいる気がしますしね。

そんな成功哲学に違和感を持った著者が書いたものが本書です。
既存の成功哲学は「やればできる」「努力すれば変われる」という仮説に拠っています。
しかし・・・「努力しても変われない」というのは、行動遺伝学的に分かっているのだそうです。
(もうちょっと正確に言うと、適性に欠けた能力は学習や訓練では上達しない、ということです。)

こんな事言われると、一生懸命努力することに何の意味があるのだろうか?と思ってしまいます。
けれど、それが事実だとしたら、本当に私たちが考えるべきことは、
「やってもできない」という事実を認めた上で、成功するにはどうするかの方法を考えることです。

では、その方法とは何か?
著者が答えているのは、この二つです。

1. 伽藍を捨ててバザールに向かえ。
2. 恐竜の尻尾の中に頭を見いだせ。

伽藍とは退出が許されない閉じた市場、バザールとは参加も退出も自由な市場。
そして「恐竜の尻尾の中の頭」とはニッチな市場でトップを目指せということです。
グローバルな開いた市場で、自分の好きなニッチを探す。
まとめると、そういう意味になります。

詳しい説明は本書に譲りますが、この方法は自由で効率的な情報化社会になった今だからできることです。
そういう意味では、インターネット時代の新しい成功哲学なのかもしれません。

いずれにしても本書を読んで、自分のこれまでやってきたことが、それほど間違ってはいないことだと分かり、勇気を与えられました。



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