青島理工大学講演会 『日系企業が採用したい人材になる方法』 現場レポート

青島理工大学日本語学科の文化祭にお呼ばれし、簡単な講演を行ってきました。これまで大学講演としては、青島科技大学、青島大学に続く3大学目でした。今回の講演タイトルは「日系企業の入社試験を受ける前に、これだけは知っておこう」。就職活動を意識した内容です。

依頼してくださったのは青島理工大学日本語教師の加藤先生です。「学生たちに対して日系企業が求める人物像を伝えて欲しい」とのことでした。企業が求める人物像を学生に理解してもらうのは、結構大変な作業ですね。

講演01

日本の場合、学生時代にアルバイトしながら、社会人の基礎のようなものを少しは経験する機会があると思いますが、継続的にアルバイトをする慣習がない中国の学生は、残念ながら社会人というものをほぼ全く知らないで就職活動にあたることになります。

大学の先生だけでは十分伝えきれないということで、ゴビーズが微力ながら協力してきました。

参加してくださった学生数は日本語学科の学生4学年全員ということで約200人。これまでの大学講演の中では最多でした。日本語習いたての1年生も入っているため、通訳をつけて実施しました。

前半は講義形式で、ゴビーズ青島総経理の権藤から、日系企業の現状をお話し、現在日系企業はどのような考えで中国に進出してきているのか、どのようなことで困っているのか、課題を解決するためにどのような人物を求めているのか、そのような人物になるためには何をしなければならないか、をお話させていただきました。

講演01

採用面接時に日本人がよくする質問や、その意図なども説明しました。

後半は、前半の講義内容をうけて実際の面接練習を行ってもらいました。近くに座っている人同士でペアを組み、片方が面接官になり、もう片方が面接を受けます。4年生はまさに就職活動真っ最中のため張り切っています。1、2年生は面接自体に慣れていないのか、少し照れながらの実施でした。

終了後には先生たちからも「参考になった」と言っていただき、私達としてはなかなかよくできたかなと思っています。

講義をして感じたことの一つに、2年生くらいですでに結構日本語を話せることに驚いたことがあります。話せなくても必死に話そうとする姿勢に感動しました。

日本語を学んでいる学生たちがこんなにたくさんいるんだから、彼らにはぜひ日系企業で活躍して欲しいと思います。また、私たちゴビーズを含む日系企業の方も、このような希望に満ちた若者たちがいきいきと働ける環境を提供していけるよう努力していかなければならないなと思います。

今後も学生たちと日系企業との橋渡し役として、両者に少しでも貢献できるよう努力していきたいと思います。講演の機会を与えてくださった青島理工大学の関係者の皆様に感謝します。ありがとうございました。

追記
学生たちのほとんどが電子辞書を持っていて、さらにスマートフォンを持っているのにはビックリしました。イマドキの若者って感じですね。

2011年12月13日

ゴビ太郎