坂の上の雲、日露戦争明治人物烈伝

  • 発売日 : 2010/07/15
  • 出版社/メーカー : 文藝春秋

2009年の年末からスペシャルドラマとしてNHKで放送されていますので、皆さんもご存知かと思いますが「坂の上の雲」です。司馬遼太郎さんについては社長も推薦していますが、ボクも大好きな作家の一人です。その中でも「坂の上の雲」は特に感動した作品です。ボクは中国に来てから読んだのですが、読んでいる最中涙が出そうになりました。何万人という人が日本のために命をかけて戦った日露戦争のシーンが特にジーンと来た場面です。感想文を書こうと思うと相当長く書く自信があります。

日清戦争、日露戦争という戦争を通して、明治時期の日本という国を描いていく物語なのですが、日清戦争が1894年に始まり、日露戦争が1904年に始まったことを考えると、ほんの100年ちょっと前はこんな感じだったのかとびっくりさせられます。そして舞台が中国の山東省(日清戦争)であったり、遼東半島(日露戦争)であったりと今自分がいる場所と関わりがある場所だけになんとも言えない感慨深いものがありました。

小説は少し長いという方はぜひドラマをご覧になっていただきたいと思います。

そして、今回ぜひ紹介したかったのは実はもう一冊の方の「日露戦争明治人物烈伝」です。「坂の上の雲」に出てくる人物を写真つきで解説している本です。小説を読んでいるときに、どうしても登場人物の顔を見たくなり購入し、小説に照らし合わせながら読みました。この本のキャッチが「坂の上の雲を101倍堪能する」と言うものですが、確かにその通り。やはり顔を見ながら読むと楽しさが倍増します。

当時の登場人物の年齢なども載っているのですが、ボクが一番驚いたのが実は活躍した方々の年齢です。大将クラスの方々は結構なお年寄りで、こんな年齢で外国に戦争に行っていたのかと驚かされました。ボクら30代が文句を言いながら仕事をしている場合ではないという気がしました。

「自分が一日怠れば、日本が一日遅れる」
こんな気持ちでボクもがんばろうと思います。

あーなんだかこの文章を書いていたらまた「坂の上の雲」を読みたくなってきた。皆さんもぜひ読んでみてください。司馬文学の傑作です。