ウェブ時代をゆく

本書は、ウェブ進化論の続編となる本です。
本来であればウェブ進化論の方を先に紹介したかったのですが、
手元になかったため続編となる「ウェブ時代をゆく」を今回取り上げてみました。

この本は前編のウェブ進化論とともに、私にとってかなり衝撃的な本でした。
本書に出会ったことで、私の人生は大きく変わったといっても言いすぎではないかもしれません。

インターネットの出現、ウェブの台頭によって、この10年仕事のやり方や生活スタイルは大きく変わっています。
そんな大きく変化しつつある社会の中で、どのように力強く個として生きていけばよいか、ということを本書は説いています。
そんな時代を生き抜くための指南書です。

個人的には、日本は組織から個の時代に移行しているのではないかと思います。
企業の平均寿命が個人の寿命よりも短くなってしまった今、一生同じ会社で働くことは少なくなってしまいました。
そんな中おのずと個人や小さい組織で、自分たちの好きな商売をやってみよう、独立しようという人も増えてくるのではないでしょうか。

「フリーエージェント社会の到来」という本では、すでにアメリカでは労働人口の4人に1人がフリーエージェントとして活動していると言われています。
これは、インターネット上の発達したサービスを活用することによって、間接業務を削減でき個人レベルの活動範囲が大きくなったためです。
これまで大きな組織でしかできなかったことが、個人レベルでできるようになっています。

最近のはやりとしては、Uストリームなどがあるでしょうか。
今まではテレビ局でしかできなかったサービスを、個人が簡単にできてしまうわけですね。

そのような流れのなかで、数人規模の小さな企業が、今後どんどん増えていくのではないかと思います。
(そして、ゴビーズもそのモデルケースになれればなとも思っています。)

そして本書のもうひとつの大きなテーマは「好きを貫く」というところ。
ウェブの時代になった今、「好きを貫く」ことが可能になりつつあります。
「簡単ではないけど実現可能な夢」(本書 p62)の時代になったわけですね。
好きな仕事を貫き続けていける土壌がインターネットにはあるわけです。

そういう意味で、非常に幸運な時代に生まれてきたと思います。