感動と共感のプレゼンテーション―10分間で経営資源を集める

大好きな福島正伸さんの本です。こういうプレゼンテーションの方法があるんだなぁという発見がありました。恐らく大部分のビジネスマンの人は多かれ少なかれプレゼンテーションを行ったことがあると思いますが、この本にあるような方法でプレゼンテーションを行うことを思いつく人はほとんどいないと思います。それくらい新鮮な内容でした。

プレゼンテーションは目的によって様々な方法があると思いますが、ここに出てくるキーワードを常に意識しておけば、どの種類のプレゼンテーションでも役に立つと思います。そのキーワードがタイトルにある「感動」と「共感」です。
何十年もプレゼンテーションについて研究を重ねてきた福島さんが、プレゼンテーションを成功させるために欠かすことができない重要な要素として述べているのがこの二つのキーワードです。

見ている人たちを感動させ、彼らの共感を得ることができたとき、プレゼンテーションは成功に終わることになります。ここまでは「ふむふむ、確かにその通りだな」と思う程度かもしれませんが、ボクがちょっと驚いたのはその方法です。

少しだけネタをばらすと、「視覚」「聴覚」に訴えるという方法が書いてあります。普通のプレゼンテーションの場合、文字や図表が書かれたスライドに沿って、プレゼンターが話を進めていく形式が一般的だと思いますが、感動と共感のプレゼンテーションの場合、それに加え、写真、映像、音楽と言ったオーディオビジュアルをふんだんに使うことになります。簡単に言うと自分が伝えたい内容をもとにしたCMを作るような感じです。また単にテクニックだけではなく、内容も練り固まったものにしなければ、聞いてくれている人を感動させ、共感してもらうことはできません。発表する言葉も一字一句本気で考え抜く姿勢が大切です。

福島さんはこんな考えに基づいたプレゼンテーション大会を毎年開催していて、最大の大会では2,000人以上の観客がプレゼンターの発表に感動して涙を流すことになるそうです。その様子は以下のホームページをご覧になっていただくとよりリアルに感じることができます。
ドリームプランプレゼンテーションのホームページ → http://drepla.com/

自分が発した言葉で、聞いている人を感動させ泣かせることができたら、それこそ感動ですよね。その基本となる考え方をこの本でご覧になってみてください。