ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する

なんとも上手いタイトルをつけたものです。
「ブルー・オーシャン(青い海)」とは競争自体を無意味なものにする未開拓の市場のこと。
それに対して「レッド・オーシャン(赤い海)」というのは、ライバル同士の血みどろの戦いが繰り広げられる市場のこと。
本書はその「ブルー・オーシャン」を開拓するには、どうすればよいかを説いた本です。

競争自体がない市場とは大変魅力的です。
ライバルがいなければ、価格競争に巻き込まれることもありませんし、戦略を練ることに頭を悩ます必要はありません。
ブルー・オーシャンを開拓できた企業は、バフェットがいうところの有料ブリッジ型の企業とも言えるでしょう。

では、そのブルー・オーションとやらをどう開拓すればよいのか?
本書にはブルー・オーシャンを見つけるための3つの手法が紹介されています。

  • 戦略キャンバス
  • 四つのアクション
  • アクション・マトリクス

これら3つの手法を使って、今あるビジネスを分析していけば、未開拓の市場をみつけられるかもしれません。

また、ブルー・オーシャンを開拓し、成功している企業が、いくつか紹介されています。
以下はその一例ですが、この成功事例を読むだけで、ビジネスに役立つヒントがあるのではないでしょうか。

  • シルク・デゥ・ソレイユ(サーカス)
  • ネットジェッツ(ジェット機の短期リース事業)
  • カーブス(女性専用のフィットネスクラブ)
  • ノボ(インスリンの開発・販売)
  • ブルーム・バーグ(ビジネス情報の提供)
  • QBハウス(格安理容サービス)

それにしてもアメリカ人は、かっこいい名前を付けるのがうまいですよね。