iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?

 

ゴビ太郎がコラムで電子書籍について触れていたので、今回は電子書籍で読んだ本を取り上げてみます。

今回取り上げる本は「iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?」。実はこの本、今年の5月まで「理想書店」というオンラインストラから無料でダウンロードできました。(残念ながらいまは有料です。)

タダだったのでiPhoneにダンロードして読んでみました。iPhoneは画面が小さいので読みくくはありましたが。
(なおオンラインで購入すればPCでも読めます。)

内容はタイトルが示すとおり「iPhoneとツイッターがなぜこうも流行っているのか」についての説明です。その中で一番興味を引いた内容は、インターネット上では情報がどんどんマイクロ化しているという話。マイクロ化することで情報の伝達速度が格段に早くなるそうです。そして、インターネット自体が脳にどんどん近くなる。

以下本文より引用。

人間の脳に近づくインターネット

ツイッター上で誰かが面白いコンテンツを紹介すると、どっとそのコンテンツへのアクセスが
集中し、ツイッター上では「リツイート(ReTweet)」が繰り返されて情報が広まっていく。数時
間経つとその興奮は収まるけれど、ソーシャルブックマークに登録されて、あとから人気記事と
して参照されるようになる。そのうち誰かがまとめサイトを立ち上げて、グーグルでも検索の
上位にきたりする。
こういう現象を見ていると、まるでインターネットが1つの脳になったようだと感じる。 ツイッター上のつぶやき(ツイート)が注目を集めるのは、感覚器官に刺激を受けて脳が興奮
した状態。その興奮状態がソーシャルブックマークという短期記憶に蓄えられ、グーグルという
長期記憶に刻まれていく。
これは、脳の機能そのものではないだろうか?

確かにブログやツイッターなどで行われる情報伝達の活動は、脳の中でニューロン(脳細胞)同士が情報伝達する様子にとても似ています。脳にとっての学習とは、ニューロンが相互に結合すること。インターネット上にある情報が、いま相互に急速に結合し、インターネット全体として学習が行われていると考えることができます。

立花隆の「インターネットはグローバル・ブレイン」という本の中にもインターネットは脳の仕組みと似ている、ということが述べられていたように記憶しています。この本が出版されたのは1997年で、このころはまだグーグルも出始めたばかりでしたし、ADSLやブログなんてのも一般的でなかった時代でした。

当時はホームページという名のニューロンが、お互いにリンクを張りあい、その結合スピード(学習スピード)はとても緩やかでしたが、いまはツイッターやブログのおかげで学習スピードはずいぶん速くなったのではないでしょうか。

この観点で今後のくるべき未来を予想したら、面白いことが見えてくるかもしれませんね。